植物の育て方「ヒメモンステラ」
「モンステラ」はラテン語で「怪物」とか「異常」という意味だそうです。
破れかぶれの独特な大きな葉を見ると!納得してしまいます。
ヒメモンステラのヒメは小型という意味を表していると言われているようです。
一言にモンステラと言っても色々な種類があります。
デリシオーサ、ペルツーサ、アダンソニー、ミニマ。
モンステラは大きく分けて4つの分類がありますが、
区分けは少々曖昧な所もあり、時々間違った名前で売られていることも多々あります。
気にする必要があるとすれば、「デリシオーサなのか否か?」くらいでしょうか。
何故ならデリシオーサは育つと大きくなるからです。
(横に広がりながら大きくなります)
ヒメモンステラから、時々ひょろっと出ているのは気根(きこん)です。
気根は邪魔なら切っても発育に影響はありませんが
気根は空気中の水分や養分を吸収したり、支柱の役割もしているそうです。
自然にそのまま育ててより怪物感⁈が増すのも面白いですよね!!
学名:Monstera deliciosa 英名 和名: ホウライショウ 科名 / 属名: サトイモ科 / ホウライショウ属(モンステラ属) 原産地・分布:熱帯アメリカ。 分類:多年草 耐寒性:弱い 耐暑性:強い 耐陰性:あり。半日陰を好む 育成難易度: 育てやすい |
【育て方】 日常の管理(水やり・葉水) ヒメモンステラの葉は広いためホコリが積もりやすいです。 そのため、2、3日に一回程度のペースで掃除が理想的です。また、枯れた葉などを取り除いた方がよいでしょう。 寒さに弱いので季節や気温(室温)によって水やりのタイミングを変える必要があります。【気温が10℃以上のとき】 主に春~秋の成長期では土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。 【気温が10℃以下のとき】 ヒメモンステラは気温が10℃を切ってくると成長が緩慢になってきます。そのため、水をあまり必要としなくなるので、 水やりの回数を減らします。表面の土が乾燥してから2~3日経ってから水やりをしてください。 乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げる事が出来ます。 【葉水】 葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、霧吹きなどでするようにしましょう。 |
置き場 高温多湿に強く、耐陰性もあるため、室内の日光が入る場所なら大丈夫です。 ただし、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動してください。 |
肥料や病気 基本的に肥料は無くても良いのですが、与えた方が成長がはやくなります。 冬場の成長が緩慢になるときに肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性があるので、春~秋の成長期に与えるようにします。 肥料の種類は適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回与えるか、緩効性の置き肥を与えてください。 有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。 |